ベーシックインカムの意味とはどのようなものか

今の日本は、社会的には民主主義社会であり、経済的には市場主義社会の制度をとっています。
これに対して、ベーシックインカムという制度の構想が、世界にはあります。
ベーシックインカムの意味とは、政府がすべての国民に対して、あらかじめ生活をするのに必要最低限のお金を無条件で定期的に支払うという構想です。
一見無茶苦茶な制度に感じるかもしれませんが、実はほとんどの批判に耐えられる政策でもあるのです。
ではベーシックインカムを実際に導入したとして、どのような意味があるのでしょうか。
ひとつには、働き方が多様化します。
現在の日本では、フリーターやニートなどが社会的に良い印象を持っていなかったり、遊んでいるような感覚があったりしますが、このようなことがなくなっていきます。
また、働く意欲が向上します。
最低限生活に必要なお金がもらえることで、働く人が少なくなるように思うかも知れませんが、かえって自分の好きな仕事を思いきってできるようになるため、生活のための仕事から生き甲斐を感じる仕事へと変化していきます。
確かに働かなくなる人は出てくるとは思いますが、それ以上に潤う部分が出てくるのです。
その他にも、ブラック企業がなくなる可能性もありますし、ベーシックインカムとはたくさんの意味があるものなのです。

 

 

ベーシックインカムが持つメリットと問題点は何?

ベーシックインカムは欧州などで非常に盛んに研究されている制度であり、このベーシックインカムにはメリットもあれば問題点もあるとされています。
ではベーシックインカムにはまずどういったメリットがあるのかというと、最も重要なのは貧富の格差や生活苦といった問題をかなり解決できることです。
これらの問題は各国の政府が長年対策に取り組んでいますが、完全な根絶には至っていないのが現状です。
しかしベーシックインカムで最低所得が保証され、その分の金額が国民に支給されれば、最低限の生活は全員が送ることができるようになりますから貧困問題はほとんど解決できます。
しかしそのメリットの分、問題点も大きく、特に「働く意欲がなくなる」というのは大きな問題点です。
この制度は性質上、働かなくとも生活が出来る環境を政府が保証するわけですから、働く必要が無くなったために働かないという人が出てくる可能性はあるかもしれません。
そうなれば労働に従事する人口が減ってしまって国内の生産性が著しくダウンし、国際経済の場で存続できなくなってしまうこともありえます。
こうしたことを考えると、やはりベーシックインカムはまだ議論が必要で、すぐに導入することはできないデリケートな制度だと言えるでしょう。

 

 

もしも日本で導入したなら

現在の日本は、民主主義の社会構造であり、経済的には市場主義の形を取っています。
しかし今、至るところで市場主義社会の限界が指摘されています。
そこで、市場主義社会の代わりに導入の候補のひとつとして、ベーシックインカムという制度があります。
ベーシックインカムとは、政府があらかじめすべての国民に、生活に必要な最低限の賃金を、定期的に支払うという構想です。
そのための財源はどうするかなどの議論はあるものの、仮に日本に導入された場合は、どのようなメリットがあるのでしょうか。
まず単純に考えると、生活に必要な最低限の賃金をもらえることで、働かない人が多くなるようなイメージがありますが、実際には生活が安定する分、思いきった行動に出ることが可能になり、自分の好きな仕事をするチャンスが増え、精力的に仕事をする人が多くなると考えられます。
また、ブラック企業がなくなったり、辛い仕事の賃金が上がるなどのメリットがあります。
さらにベーシックインカムを導入すると日本の場合、煩雑になっている社会保障などの制度が一律化されることで、さまざまな課を横断する必要もなくなり、シンプルになることもありえます。
また、不正を行うこともなくなり、国民みんなが平等であることが実現するという可能性もあります。

 

 

結果的にスイスで反対されたベーシックインカムとは何だったのか

2016年の6月、スイスでベーシックインカムに関する国民投票が行われ、その結果、反対多数によって導入が見送られました。
国民投票が行われる前は結果がまだ予想できないという意見が多く、世界的にも注目をされていたのですが、ではこのベーシックインカムとは何だったのかというと、簡単に言ってしまえば「国民全員に対してお金を渡して、それで生活を保障しよう」という制度です。
ベーシックインカムはいいかえると「最低所得保障」となり、要するに働いていない人でも最低限の収入を保証しようというものです。
日本で言うと無職状態でも毎月生活が出来るだけのお金を配り、その代わりに生活保障制度を削るような形です。
スイスの政策では27万円の支給という形で話が進んでいたのですが、一見すると反対するどころか賛成したいという人も多いはずです。
ではどうして反対多数で結果として導入が見送られたのかというと、これはスイス国内で「勤労の意欲を削ぐ」、「生活保障の費用がかさんで税負担が大きくなる」といった意見が多く見られたのが関係しています。
実際ベーシックインカムがあると「もう働かなくていいや」と考える人が出る可能性は高いですから、貧困・不平等を劇的に改善するとは言え、やはり賛成多数には至らなかったのも仕方ないことでしょう。

 

 

参考サイトはこちら

ベーシックインカムにはメリットもありますがデメリットもあることがわかりました。
現状、日本ではベーシックインカムは導入されていないので、そのことにより最低限の賃金を得られず、借金苦になっている人もいるかもしれません。
そういう場合は、借金解決の方法を紹介しているウェブサイトを見てみてください。

 

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